旅の季節
中国は広大な面積をもつ国ですから、ひとくちに「中国の気候」とくくってしまうことはナンセンスです。北京の緯度が日本でいうと東北にあたります。秋田ぐらいでしょうか? 一方、上海は?というと、鹿児島県ぐらいにあたります。中国最南端の海南島ともなると、北回帰線のはるか南です。
また、チベット高原はヒマラヤ山脈をいただく地形ですし、砂漠地帯のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠にもつながるなど、実に多彩な自然の姿をもつ国なのです。
上海旅行・観光についていうと、とりあえず華中の気候に関心をもつ必要があります。
揚子江下流域にあたるこの地域は、温帯に属します。日本のちょうど本州よりも南と似た気候といったらいいでしょう。湿潤で、梅雨もあります。ただ夏はとても湿度が高くなり、洗濯物が乾かないのが旅人にはネック。
一方冬は、射し込むような寒さはなく、華北と比べると天国のような快適さです。とはいうものの、湿度があるのでいわゆる「底冷え」がする寒さです。足先がどうにも冷たくなってしまってつらい、という人は、カイロを持参することをお勧めします!
上海旅行・観光へどの季節に行かれるかによっても異なりますが、長江沿いの都市では、夏の気温が35度を超える日もあります。地獄のような暑さのなか、まず体力のないものからどんどん倒れていくことになります。せっかく行ったのに、体調を崩してはもともこもありませんから、体力に自信のない方は、夏の旅は避けましょう。
